熱中症対策としてマスクを外す理由などが色々と示されてくると、疑問が湧く部分も出てきて、マスクについて言及が多くなる。
マスクで熱がこもるという点については、不織布だとそうなのかもしれないが、アベノマスクを含め、綿の布マスクが湿った場合には、多湿下ではあっても 気化で 多少温度を下げる作用もあるのではなかろうか。
吐いた空気がこもるというのも、マスクによって違うだろう。
気温が30℃以上など体温と同じくらいで、連続的な呼吸による空気の流れがある中では、吸う空気の温度の高さや体温調節について、マスクの問題にするのは妥当ではないように思われる。
呼吸のエネルギー消費や体力消耗が問題になるようなら、外出自体を控える必要がある。
印象が先立って、本筋からそれてマスクが問題視され、理由が挙げられているだけのように思われる。
( 熱中症による死亡の多くが、屋内での冷房不使用と伝えられている。)
バイクや原付きの走行時は、多少涼しいはずなので、他者とすれ違う可能性のある街中をマスク非着用にするのが良いとは思われない。
ジョギングで、マラソン大会のように見える場面も見受けられる。
歩行中、人がいないと思っても、通りの角や建物から人が出てくることはある。
距離を取ることについて、他者に気を使わせることになるし、距離を取れていない状況が良くなるわけでもない。
もちろん、法律で着用・非着用について定められていない状況では特に、街中の個別の場面で、見ず知らずの人にそれを求めることが良いわけではない。
感染防止と熱中症予防に関して、
マスクをとるという推奨はやめて、
距離をとる
水分・塩分をとる
首など体を冷やしたり、エアコン・扇風機などで、熱をとる
涼しい環境で、睡眠時間・休憩を十分とり、疲れをとる
バランスのとれた食事・栄養をとる
マスク・手洗い・消毒など、しっかりと感染防止対策をとる
などの要素で、再構成したほうが良いだろう。
かき氷などを食べるのも、とても良いが、冷たいものを摂り過ぎて胃腸を痛めてしまうと、水分を吸収できなくなり、点滴を受けないと危険な状態になってしまう場合もあるだろう。