「 優しさを主とし、知的・客観的に確かな 思いやりの心 」  それを推奨していますが ... らくがき帳になっています。 ( 何の専門家でもありません。)

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

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原爆症の認定など、法律の運用面でも、思いやりに基づいた判断がなされないと、仏作って魂入れずということになってしまう。 心情や精神面を含めて判断しないと、物の仕分けと同じになる。 恣意性は、思いやりの欠如や思いやりを身勝手に捉えることによる。 …

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新型コロナウイルスウイルスの検査の意味合いは、三つあるのかもしれない。 治療のため。 感染拡大防止のための情報収集。 患者側が知りたい。 検査が限られている状況では、患者が知りたくても治療と結び付いていないのであれば、優先順位は低い。 感染拡大…

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トロッコ問題で、身内などが入った場合について、身内を優先する判断がなされる傾向が示されたとしても、それを社会的な正しさにして良いわけではない。 個人的に選択したいことを社会的な正しさにしようとするのは、恣意的な権力者になろうとするのと同じで…

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白銀律という言葉は、黄金律という言葉が先にあってできたのであろうが、内容的に黄金律から派生したと考えるのは、キリスト教中心の捉え方だろう。 黄金律も白銀律も、思いやりの心を実践的に言い表した言葉であると思われる。 法律の解釈でも、原理・原則…

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返答が「はい」か「いいえ」であれば、問われ方によって言い間違えはありえるが、自分で内容を言い添えての返答で、言い間違いは通らない。 言葉上の齟齬ではなく、事実の問題である。 事実関係の齟齬についての説明責任が果たされていない。

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新型コロナウイルスを日本で防ぐことができなかったのは、観光立国やインバウンドなどが国是や金科玉条的に意識されだしてきたことと無関係ではないだろう。 東京オリンピックも、経済的利益の面では同じである。 経済的損失を確定させて入国を止めるのは、…

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翻訳本の題名が原文と違うのは、手に取ってもらえることを商業的に考えてのことだと思われるが、おかしいと思う。 現行法律上の問題は無くてそのようになされているのだろうが、原語を併せて表示していても、外国語に疎い一般読者としては事実と違った情報を…

140

社会主義の誤りは、経済的な平等を目指しながら、思想的・政治的な不平等を気に掛けていなかったことである。 政治的な自由が一般人に無いというのは、政治的な自由が権力側に偏り、不平等であるということである。 一般に社会主義に対しては、自由主義が意…

139

検察の人事について、解釈を変えてまでこだわるのでは、疑念を生じさせるのは当たり前である。 この点でも、国と国との間の信頼関係を対外的に主張するのであれば、国内的に国と国民との間の信頼関係にひびが入る手法を採るのはおかしい。 被告人の海外逃亡…

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意味のない質問だという総理大臣のヤジは、発言を認められていない状況での発言の問題と内容の問題の両方がある。 内閣は国会に対して連帯して責任を負っているが、その国会から野党が除外されているわけではない。 責任を果たしているかどうかの判断は、不…

137

成功者や地位の高い人に思いやり・優しさ・利他性などを備えた人が多いという見解は、偏見だと思う。 恵まれていない立場の人々への差別的な見方の裏返しの表現にもなる。 成功者や地位の高い人は、一般に指導的地位場にあったり、影響力を有する場合もあり…

136

論理的読解力が大切であるからといって、国語の授業・教科書で小説や詩などの扱いを少なくするのが良いとは思わない。 様々な表現について、感じ取ることも含めた読解力は必要である。 また、芸術的素養を涵養することも大切である。

135

メディアが政権批判をする姿勢を批判する見解は、チェック機能の必要性を軽視している。 政権次第であれば恣意的であり、常にそのように捉えるのであれば白紙委任である。 反権力の姿勢を非難するのなら、権力を持ったメディアに対する批判もできないことに…

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絶望とは、自分にとって大切なことについて、実現不可能であることが明らかとなりながらも、それを望み、打ちひしがれる心情であると思われる。 心の中のほとんどを占めている状態であり、絶望的という表現は、そこまでの状態ではなく、比喩に過ぎないだろう…

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総理大臣が、統制を受けるべき実力組織に所属する者と生計を一にする親族の思いを、憲法改正の理由として挙げるのは問題である。 行政府の長が、公務員と生計を一にする親族の心情をことさら紹介し、改憲しようとするのは問題である。 統制を受ける側の希望…

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観光立国という標語だけで反対する理由はないと思っていたが、間違いのようだ。 カジノや東京上空の飛行ルートが当然のごとく伴なうのでは、反対するしかなくなる。 飛行ルートでは、学校や通学路などの上空を避けているという話は聞いていないが、午後三時…

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弁護士の資格は、司法制度の下で存在する。 弁護士会もそれに基づくものと考えられる。 被告人と弁護人との関係も、司法制度を前提としている。 被告人自らの意思により、当該司法制度から事実上離脱したことが明かな場合には、その司法制度特有の被告人の権…