「 優しさを主とし、知的・客観的に確かな 思いやりの心 」  それを推奨していますが ... らくがき帳になっています。 ( 何の専門家でもありません。)

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前後にお子さんを乗せた電動自転車が、止まる時に横倒しになって、漕いでいたお母さんも見動きできなくなった場面に居合わせたことがありました。

 

助けるため、他の人と一緒に自転車を起こしました。

お母さんや後ろに乗っていたお子さんは途中で自転車から抜けられましたが、前に乗っていたお子さんは、カバンのベルトがハンドルに絡み、肩口や首が少し挟まってしまいました。

買い物の品などもあったようで、前のお子さんと荷物がどのような状態だったのかは良く分かりません。

早く助けようとしたので、起こせばよいという判断だったと思います。

 

自転車が倒れたのを見掛けると、起こすことに意識がいってしまうのかもしれません。

起こそうとしても、チャイルドシートにバーがあったりして、倒れた人の体や服が中途半端な状態で引っ掛かったりします。

電動自転車自体も重いです。

 

後から考えると、少し浮かせた状態をキープして、本人自ら抜け出てもらうか、自転車を横倒しのまま水平方向に動かしたほうが良かったのかもしれません。

 

人に意識が向かなかったわけではありませんし、話をしていたので大事はなかったと思いますが、頭を打ったり、怪我がないかなどを確かめるべきでした。

 

自転車が倒れた⇒起こすに意識が集中してしまい、起こしたことで終わってしまった感もあります。

物の状態や周囲の状況を含めた客観的・総合的な判断は難しいですが、自転車を完全に起こすのは、一番最後で良かったのかもしれません。