コロナウイルスだけでなく、季節性インフルエンザにも当てはまるが、軽い症状でも仕事を休むよう社会的に求めるのであれば、個人の有給休暇・自腹、個別の会社の負担だけに委ねるのはおかしい。
余裕のある人でなければ、困難である。
社会や重症化しやすい人のためであるなら、一部の犠牲によるのではなく、社会全体で負担すべきである。
不正受給が問題となるとしても、これに限った問題ではない。
協力を要請するのであれば、正直者が馬鹿を見る結果になったり、利他的な行動に対して賞罰が逆になるような状況を改善する必要がある。
普段、格差容認の不平等な政策が繰り返されていれば、社会全体で協力することが物理的にも精神的にもできなくなる。