影は、大きく見えたり、小さく見えたりする。
大きくみせたり、小さく見せたりすることもでき、様々な演出も可能である。
影の一つに注視したり、させたりするのは、スポットライトと同じで、特別な見方・見え方である。
フィクションであれば、演出や特別な見方に心を委ねても良いが、現実問題への対処では、実体が把握される必要がある。
新型コロナウィルスの脅威も、実物大で捉えられる必要がある。
新型コロナウィルスによる特殊な症例も無視されるべきではないが、インフルエンザ脳症といったものもある。
未知なウイルスの感染拡大に対する適切なスタンスというのは難しいが、現実と釣り合わない反応により医療にブレーキが掛かったり、支える社会経済が疲弊していく社会心理が働いてしまうスタンスは誤りと認識される必要がある。
状況の変化も見極めて、迅速な対応をする必要があり、それはWHOでも同じである。