非常時であるにも拘らず、完全な形での五輪開催を目指すのでは、臨機応変・迅速・果断な判断が示されているとは言えず、感染症対策面での判断力も憂慮されてしまう。
開催日時は先だが、選手の選考や練習・準備の面で、既に完全な形は崩れているようだ。
一方で、アスリートファーストで判断するとしても、選手の気持ちは分かれ、状況次第の面もあるだろう。
開催によって、参加が社会的に事実上強要されることは避ける必要があり、選手の自由な意思が尊重される必要がある。
また、観客が必要という考えもあるが、選手が能力や日頃の努力を発揮できる機会が確保されることが第一と考えられる。
限定的な開催可能性を探り、晩秋に延期後、半年単位で延期開催を目指すのが良いと思われる。