「 優しさを主とし、知的・客観的に確かな 思いやりの心 」  それを推奨していますが ... らくがき帳になっています。 ( 何の専門家でもありません。)

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「やまとなでしこ」が、再放送されるとのこと。

 

ラブコメディの最高峰と評価しておこう。 音楽も良かった。

 

気に入ったテレビ番組があると、それを楽しみに朝からその日を乗り切りやすくなったりする。

( 今のご時世はネット中心で、昔の感覚なのかもしれないが。)

 

初回放送から二十年目というのも感慨深い。

 

時代の違いを感じさせる部分もあるのかもしれないが、名作の良さは変わらないだろう。

 

少しそれるが、映画「風と共に去りぬ」のように問題視される部分がある作品だと、扱いや評価が難しくなるのだろう。

 

「風と共に去りぬ」は、子どもの頃にテレビで観たきりであまりよく分からないが、現在では見過ごせない表現・場面が多くあるのかもしれない。

 

一般論としては、今の差別につながる点は否定されるべきだが、現実にあったようなことや作品が評価されてきたことすべてを否定することはできないだろう。

 

ただ、誰もが一般的に視聴するのにはふさわしくなくなるということはあるだろう。

 

また、銅像の破壊などの暴力は否定されるべきだが、銅像の設置を続けることが妥当かどうかは多数決ではなく、公共性の観点から問題があれば、撤去が妥当であると考えられる。

 

 

小学生の時のアンケートの中で、尊敬する人は誰かという問いがあり、豊臣秀吉と書いたことがあった。

 

なぜ秀吉と書いたかというと、一番最初に父に買ってもらった本が「ひよしまる」で、立身出世して母を城に迎え入れるといった内容で影響を受けたからだ。

 

朝鮮出兵などは考慮していなかったので、その後は安易に尊敬する人物を書けないなと思ったりした。

 

他人は全く気にとめないことだが、無難に両親と書いておけば良かったと、あざとく思ったりもした。

( 両親と書かれていると、どのような人を尊敬しているのかが分かりにくく、アンケートの趣旨から外れるようで、ずるいような気もしたのだ。)

 

 

 

さて、この十年、二十年は自分にとって何だったのかと思ったこともあった。

 

今では、ねこと幸せに過ごさせてもらったと思える。

 

恋愛関係でドラマのようにいくわけでもなく、ドラマで楽しめればそれで良い。

 

 

人から見ると寂しいかもしれないが、自分にとってはかけがえのない年月で、そのあたりは「やまとなでしこ」の主題と重なるかもしれない。