報道機関が公器として捉えられる面では、大臣などが特定のメディアを重用・優遇することは、そのこと自体公正さを欠くが、更に官僚の忖度と似た問題も引き起こす。
桜を見る会などの会合その他、公共的な側面を有する行事・対象についても同様である。
公共性を有する対象について、政権に左右される状況は公正さを欠く。
内閣法制局や歴代内閣が継承してきた閣議決定なども同様である。
国会が正常に機能する必要があるが、国会が機能しなければ、司法判断が示されなければならない。
司法が、高度に政治性を帯びることいついては司法判断を控えるというのも、ひとつの政治判断であり、それが改められないと、司法によっても解決されないことになる。
そういう面で、公共性を有することに関して自制できない政権が長期+αだと、長期であること自体をマイナス評価しなければならない。