EUが検討しているというワクチン ( デジタル・グリーン? ) 証明書は、差別や不平等につながることが予想される一方で、意味もあまり無いものだろう。
ワクチン接種希望者が多く、接種が進んでいない状況であれば、接種した人だけ優遇されるのは不平等だし、希望者全員が接種できた状況になれば、その人々の安全度は既に高まった状況なので、接種していない人の移動を問題視する必要はないだろう。
また、希望者の接種が終わった段階で、接種していない人どうしが制限し合っても利益にならないので、問題にはならないだろう。
変異などでワクチンの有効性が失われることでも、意味のない証明となる。
ワクチン接種の義務化と同じで、ワクチン証明書も、接種希望者や接種済みの人が安心感を上乗せしたいという欲求を満たそうとする政策に過ぎないのではなかろうか。