不要不急の外出について、自粛要請にとどまって、人流を十分に抑えきれないということだと、協力する側の人心が離れていく。
罰則はともかくとしても、赤信号的に「禁止」だと皆が思える必要がある。
( 前に書いたことを読み返してから書く気力がないので、矛盾したりしているかもしれないが、気にせずに書いている。)
期間の中で、効果が薄いと判断されるのであれば、日数を徒過するべきではなく、対策を早く打ち出す必要がある。
生活に必要な買い物や運動などとは違う外出について、テレビの報道・情報番組などで、良くない行動であると放送がなされるように、前提が整えられる必要がある。
人出が多いと指摘しながら、それぞれの人が感染対策に気をつけているのでしょうなどというコメントがなされたりする状況は、人流を抑えようとする緊急事態宣言下では良くない。
2,3人、4,5人連れ立って外出していれば、人出は容易に増加する。
外出を控えるように呼び掛けられながらも そうする人は、先生が統率するわけでもなければ、マスク着用面でも緩くなったり、会話も控えない傾向があるだろう。
罰則の設定・運用は別として、原則的に「 外出禁止 」という措置が、悪化する前段階で必要である。
短期間に区切っても一般的な自粛に協力しようとしないというのは、何かを真摯に大切に考えたうえでの自由とは違うため、公共の福祉による制約はやむをえないと思われる。
ワクチン接種の強制とは違い、直接か間接かは別として、本人も含めた皆のために必要と考えざるをえない。
悪化したらそうせざるをえないことは、悪化する前にしたほうが良い。
必要最小限度といったことを裁判で検証している暇(いとま)もないし、裁判官が感染抑止対策の適否を判断できるわけでもないだろう。
( 予防とか予防措置の問題点を把握できていないので、必要があれば また考えたい。)
現状での対応について、公共の福祉ということにしっかりと向き合わずに、憲法に緊急事態条項を設けようというのでは、設けられたが最後、思慮が不十分なまま、より強権的に運用されてしまうおそれも強いと予想される。