感染症のカテゴリーの中で振り分けて、それに基づいた対策を行なうといった人間側の事情は、コロナには関係ない。
必要な範囲で強い措置を行ない、邪魔になるなことはやめる必要があり、法律的な対応が必要なら、それも迅速に行なえるようにする必要があるはずだ。
保健所のキャパシティーを超えた部分は、実情がそうなっているのであり、分類上の見直しが感染増につながるわけでもないだろう。
若干の人流抑制と長雨の影響で少し感染者数が抑制される期間もあるかもしれないが、通常の医療を受けることができない状況が続いてしまうおそれもあるのだろう。
事故や急病について、助けが遅れてしまう状況は他人事ではなくなっている。
出産なども含め、医療資源が限られている状況と、医師のワクチン接種が優先されて済んでいることを鑑みれば、コロナ仕様のような部分を見直すべき部分もあるのだろう。
また、必要な部分の私権制限について先送りしているが、より強権的な制限がより安易になされる法律が、選挙後に数で押し切られて成立してしまうようなことも危惧される。