小選挙区主体の選挙制度の下、野党側に身を置きながら、野党間の協力に後ろ向きであったり批判的であったりしつつ与党を批判しても、自動システム的に、与党側への自主的な閣外協力のようなものになっている。
また、中国とロシアの艦船が共同で津軽海峡から大隅海峡へ航行したりしたのは、日本が中国の海洋進出・現状変更に対して、他国と共に、自由で開かれたインド太平洋、航行の自由という大義名分を掲げたとはいえ、軍事的な共同航行・演習をしたりしたことについて、示威行動・武力による威嚇と、相手側が受けとめたことに起因しているわけであり、仕返しされた結果について、積極的平和主義という偽りの平和主義を掲げてきた政府与党・防衛省・外務省等の責任が問われなければならない。
