熱中症対策面で、マスクをしていると表情が判りづらいという見解があるが、目の表情が重要であり、そこに焦点が絞られる面もあるだろう。
頬が火照っていないかとか、医師が患者を診察するような状況であれば、既に熱中症対策が不十分であることを示している。
マスクに意識が囚われていると、熱中症対策が不十分になる。
( 脱マスクのために熱中症を利用していたりすることも窺える。)
吸った空気が、口・喉・気管内の体温で温められるとすれば、マスク分は、距離が多少 延長されるだけではないのか。
マスクの色が濃く、直射日光が当たっていると違うかもしれないが、空気の流れが隙間を冷やすだろう。
口呼吸になり、口腔内が乾燥するというデメリットも言われるが、マスク関係なしで、ジョギングなどで、鼻から吸って口から吐くのでも、口は乾燥するし、話をすれば口が渇く。
マスクをしているからといって、口だけの呼吸になりやすいとは言えないと思われる。
( 口が半開きだと、前のほうが乾燥するが、口内全体が乾燥するわけでもないだろう。)
マスク内の湿度で喉の渇きに気付きにくくなるという説明もなされていたはずだが、それらの関係はどうなっているのだろうか。
( 寝るときにガーゼマスクをすると、口呼吸になっても、喉の乾燥を防いだりするという効果はあるのだろう。)
虫歯や歯周病は口腔ケアの問題であるし、増えたというのは、歯科の受診を控えていたのが戻って、数字上増えたりしたのではないのか。
国や学校が、マスクを外すよう指示したからといって、熱中症に関して免責されるとすれば、不当だろう。
マスクが湿って呼吸しづらくなったら、取り替える必要がある。