安倍元首相の在任期間が 憲政史上最長という評価は、誤りであると考える。
立憲主義を無視し、憲政を蹂躙・破壊しており、憲政 ( 立憲政治体制 ) 自体が、空白期間となった。
日本国憲法上、国権の最高機関とされる国会に於いて、虚偽答弁がなされ、議会制民主主義が毀損された。
政権運営の影響で、公文書改ざんを招き、議論の前提となる事実を曲げた。
積極的似非平和主義に堕し、日本国憲法の三大原理とされる 平和主義を貶め、内閣法制局で指向されてきた法の支配の積み重ねも無視し、改憲の手続きを踏まずに 閣議決定によって 憲法をねじ曲げた。
印象操作によって、国民の判断を誤らせ、解散・総選挙を悪用し、立憲政治体制に寄生し、権力を簒奪・維持した。
憲政から逸脱しているのでは、憲政史外であり、憲政下の歴代内閣とは比較にならないのである。