デモは、社会に対してその主張をアピールするものであるところ、その参加者が 誰も取材に応じず、組織の関係者が取材に対して割って入るような状況は、個人の意思が重尊重されていないことを推察させる。
組織内に於いても 基本的人権は尊重されなければならない。
他者の判断に委ねるだけの関係が認められるのは、意識障害など、やむを得ない場合だけであろう。
委ねさせるように仕向けるようなことが、宗教の自由として認められるべきではないし、認める必要もない。
私人間・組織対個人・家庭内での人権侵害に対処しなければ、各人の人権は守られない。
放送局が、日本という国の呼び名を、アナウンサーに「にっぽん」とのみ 呼ばせるようなことも同じような問題性があり、組織が個人や社会に押しつけてはならない事柄を押しつけたり、(各アナウンサーが) 個人的にそうしているかのように曖昧にして ごまかすようなことなど、似ている。