(一般市民としての) 政治的な自由が認められないのは、政治的奴隷制です。
経済発展が伴ったとしても、思想の自由がない社会は、非人間的な社会でしょう。
一人ひとりの自由や権利より、国家の経済発展や国力を優先するのは、国家体制が為政者側の利益と一体になっているためであり、国の存在が一般市民とは乖離していることを示します。
仮に国民全員が他者を優先して、自分より国家の発展を望んだとしても、その国家自体がすべての人のための存在で、一人ひとりを大切にするものでなければ、他者の実体が空虚で、他者を優先した意味が失われ、他者を思いやったことになりません。
市民に対して軍事力を差し向けることは、言語同断です。
警察による暴力や不適切な実力行使も許されません。
また、市民による抗議活動も非暴力に徹する必要があります。
国際公共性の観点からも、政治的自由・表現の自由が、あまねく確保されなければならず、内政干渉という言い訳は認められません。