犬や猫など、家庭で迎え入れられる動物は、売買しない方向性に沿って対応がなされていく必要がある。
血統や外見の可愛さで買おうとすることは、愛玩動物としてはありえるのかもしれないが、家族として迎え入れるためには、心の大切なところで間違いがある。
愛玩という言葉を人に使うと問題があるが、それは 玩という字に おもちゃや もてあそぶといった意味が含まれているからだろう。
動物愛護の面では、たとえ愛玩であっても、命が救われることにつながるのであれば許容できる余地があるが、愛玩に資する面での繁殖によって、救いきれなくなってしまうのでは 認めることはできない。
生計を立てるには、許容される範囲を模索するか、別の職業を選択する必要があるのは、倫理的にやむをえない。
ただ、急激な流れで命が犠牲になることは避けなければならないし、方策が模索される必要もあるので、ソフトランディングが求められる。