亡くなられた 作曲家・筒美京平さんの、ブルー・ライト・ヨコハマ、また逢う日まで、木綿のハンカチーフなどは、当時 少し大人の世界を感じて、今も心に強く残っている。
多くの人と同じように、いい曲だと思う。
歌詞の良さがあることも確かだろうが、曲が良いと、何度でも歌詞を追いたくなる。
他の曲も含め、人々の人生に彩りを添えた。
ここで自分が語る必要もなく、素晴らしい作品を遺された。
もう少し語ってしまうと、太田裕美さんのカセットテープを 今も持っていて ( CDも持っているが ) 、筒美さんの楽曲であふれている。
しあわせ未満 、赤いハイヒール 、九月の雨 、オレンジの口紅 、夕焼け が好きだ。( 順不同 )( 作詞家・松本隆さんへの評価も言うまでもない。)
夕焼けは、( よく分からないが、たぶん 途中<Bメロ?>で転調?していて ) 最後にかけて盛り上がっていくところが好きだ。
最後にかけての盛り上がり、まとめ上げられていく心地良さとして、自分の中では、パッヘルベルのカノン ( パイヤール・オーケストラ ) と ポールモーリアの蒼いノクターンと同じように魅かれる。
( 敬称略 ・ さん付けだと、おかしな感じになるので )
検索で確かめる過程で、松田聖子さんとは組んでいなかったというのが目に入った。
確かに 松田聖子さんが歌う 筒美京平さんの楽曲も聴いてみたかった。
強く印象に残っている曲がたくさんあり過ぎて、全部記せないし、一般に評価されている。
魅せられて は、歌詞に少し困惑?したところもあったが、 ジュディ・オングさんの美しさ・翼を広げるような振付け・衣装など、すべて良かった。
多くの人の印象と同じだ。
歌は、歌詞と曲が合わさった ごく短編の物語だったりするのだろう。
( 直接的な思いが表現されることのほうが多いのかもしれないが )
曲に物語が添えられたり。
超短編小説の音楽化だったり。
そこに、歌声や映像的な演出が伴なって創り出された世界。
NOKKOさん歌・作詞の 人魚 が 筒美さん作曲というのは、この前のテレビ番組で初めて知ったかもしれない。
美しく、深い趣きがあり、自分の印象としては、小説の ノルウェーの森 のイメージ。
わたしの彼は左きき 、芽ばえ 、17才 、真夏の出来事 、お世話になりました 、赤い風船 、サザエさん 、ポケットいっぱいの秘密 、センチメンタル・ジャーニー 、卒業 、BEAUTIFUL GIRLS 、AMBITIOUS JAPAN !
編曲者の良さも含まれているはずだが、ほかのヒット曲も 心地良く耳に残っている。