自転車のライトについて、それぞれの地域の規則や法律に従う必要があることは言うまでもないが、個人的な考えを記すのは認められるだろうし、意見を封じるより、出させたほうが役に立つ場合もあるだろう。
状況によって、安全面での適切さには違いがあるが、幸い、あまり杓子定規な運用はなされてこなかったのだとは思われる。
街灯が無く、真っ暗な状況では、ライトが明るくなければ、走りようが無いというのは確かだろうし、一方で、街灯で十分明るく、人が行き交う状況では、眩しすぎるライトが正面に向けられていると、他者にとっては安全度が下がってしまう可能性もある。
夕暮れ時に早めに車両がライトを点けるように推奨されているようで、そのことに逆らう気はないし、街灯は良いのだが、車両の点灯が早過ぎると、周辺との差で 個人的には自転車走行の安全上必要な範囲が見えにくくなる気がする。
見えにくいことに気づいて、速度を落としたり、注意深くなって事故が減る面があるのかもしれないが、安全確認がしづらいのが良いのかは、微妙なところだ。
雨や夜間より、雪のときのほうが事故が多いのかどうか分からないが、雪のときのほうがドライバーの安全意識は高いようだ。
通常時でも、追い越し、見通しの悪い所、自分が優先でない所、その他での配慮が促される工夫が必要である。
錯覚を利用したりした路面の工夫がなされている箇所もあるようだ。
自転車のライトの点滅は、街中でも厳密にはだめなのかもしれないが、街灯が十分なところでは、点滅のほうが目立ちやすかったりするだろう。
点滅での照らしていない瞬間というのは、間隔が長くなければ、運転中のまばたきと変わらないのではないかとも思われる。
自転車が主に車道を走行する場合には、( わき道から出てくる車両や人のほうで、直進より十分な安全確認がなされたり、歩道走行での自転車の安全運転が前提だが ) 対向車や右折車に対しては、ライトが右側にあり、少しライトが右下に向いていても良いような気もする。( 真ん中や両側がより良いのは当然として。)
歩行者の右側通行は、状況によっては左側のほうが良い場合もあるように思われる。
一方通行などでの、右側通行の歩行者と右ハンドル左側通行の車。
歩行者どうしのすれ違いと車両の関係。
その他、脳の関係か心臓の関係か分からないが、後ろから左側を追い越されたくなかったり、左側ですれ違いたくなかったりする。
右側通行のほうが良い場面もある。
法令上、例外的な余地にも言及されているらしい。
ガードレールなど、車道と歩道の 仕切りがない通りで 人がすれ違うときは、子どもや判断力が不十分な人は別として、車両が近くを通るのが正面から見えている側の人が、自分の後ろ側を気にしながらも、予め車両寄りを歩くのが、安全に則したマナーではなかろうか。
自分の安全だけを考えて車両から遠くを歩き、すれ違う相手を危険な状態にするのは良くないだろう。
勝手な解釈が実力組織の実務現場に通用しないことは、中学時の先生相手の比ではないのは確かだ。