「 優しさを主とし、知的・客観的に確かな 思いやりの心 」  それを推奨していますが ... らくがき帳になっています。 ( 何の専門家でもありません。)

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思いやりについて 自分が考える内容については、基本的な部分は今までに大体書ききったのかもしれない。

 

いつまで続くか分からないが、作文や日記が大嫌いだった人間が、なぜかブログを書くことが趣味になっているようにも思われる。

( 作文が好きになったというよりは、考えをまとめて自分で明確に認識できるようになるところが好きなように思われる。 思いついたことを書きたいという面もあるようだ。)

 

新人類と呼ばれたり、バブル世代と呼ばれたりしながら、老齢の域に差し掛かってきた。

 

自分に教養があるわけではなく、テレビっ子継続中なので、テレビの感想を書くことが多くなりそうな感じもしてきた。

 

 

以下、人について触れるのは気が引けるのだが、テレビ番組で放送されていたので。

 

こころの時代~宗教・人生~「砂漠に咲く薔薇(ばら)のように」

 

前にも観ているが、サヘル・ローズさんは、大変な思いをされながらも、お母さんと共に幸せを得ることができたのだと思われる。

 

ただ、社会としては、大変な状況を無くさなければならないことは言うまでもない。

 

番組から少し離れるが、適応的選好という捉え方は、客観的に他の可能性と比較するものと思われ、社会の問題点を捉えて改善するためには有用な捉え方だ。

 

しかし、人の幸せは、その人の現実の中に真実としてある。

 

幸せは、比較ではなく、自分が得たことに対して、優しさを伴なって、心から感謝できるかどうかに掛かっている。

 

さて、番組の冒頭は、タレントさんが ただ喜んでいるだけの映像のように見えるが、最後に同じ映像が流され、彼女がたんに上手くできたことだけで喜んでいたのではないことが分かるように、編集されていたのかもしれない。

 

 

別の番組。

 

歴史学者 ユヴァル・ノア・ハラリさんと高校生出演の番組。

 

しっかりした高校生も多いので、未来に希望を持ちたい。

 

自分が若い頃、自分たちが今の年齢になったら、国内外で政治状況はもっと良くなっていると思っていたのだが、残念な状況になってしまっている。

 

同世代は、たんに現実に飲み込まれただけでもないようで、価値観が元々違っていた部分を自分が楽観視し過ぎていたのかもしれないと、何年か前に思った。

 

 

 

番組とは関係ないが、人類の歴史を考えると、核のゴミを地下深くに埋めて、10万年後の無害化を見込み、ドクロマークで後世に伝えるようなことでは、無責任である。

 

地震列島では、より問題が大きい。

 

資源に乏しい現実を受け入れざるを得ないのと同じで、現状では原発を稼動させられない現実を受け入れる必要がある。

 

それによって、他の可能性に能力を傾注することもできるようになる。

 

地下に埋めても、それは一時的なことと捉えて、処理についての研究が世界的に続けられなければならない。