ワクチン接種について、人にうつさないためにも、というような 道徳的・心理的圧力を掛けるのはやめてほしい。
人のため 社会のためになるのに なぜ接種しないのかと、ワクチン警察を生み出す精神的な基礎にもなってしまう捉え方だ。
感染しにくくなったり、感染しても大丈夫なように、ワクチン接種をしているはずである。
マスクについては 他者のために着用する面が大きいが、ワクチン接種は、身体に負荷を掛け、体内の反応を変える点で、通常のマナーの域を超えるものであるため、接種をするようにと干渉するのは やめてほしい。
集団免疫に関しては、結果的にそのような状態になることが望ましいとしても、その獲得を主要な目的と捉えてしまえば、社会のために接種するべきだということになってしまう。
免疫を持つことができない人に関して、個別に対策がなされる必要があるが、他者へのワクチン接種の強要によって解決を図るべきではないと思われる。