ホームラン競争というのは大味だ。
ビッグマックの肉だけをそのまま味わおうとするような感じもする ( 肉食はやめているが ) 。
ホームランは、試合中の勝負でこそ美味しい。
スイングに疲れる感じで本数を競われても … 。
緩い球を打つなら、ティーの上に置いて、10球くらいで飛距離や打球速度を競えば良さそうに思える。
地味で盛り上がらないから却下ということなら、延長をやめたり、時間を短くしたほうが良い。
実戦で、力と技が合わさって弾き返された弾道の魅力は特別なものだ。
オオタ二 サ~ン は、ホームラン競争も試合も力を意識しすぎたか、高地のためアッパーでバットを引き上げるのが楽になって、普段の感覚より早くボールの手前でバットが上がってしまったのか、ボールの上側を叩き気味になってしまったのかもしれない。
急速が遅い場合、分かっていてもタイミングが早くなりがちになったりもする。
オールスター戦前まででの最多本塁打のホームランバッターが、投手として、レベルの高い変化球だけでなく、100マイルのストレートをコントロールして見せたことは、勝利への貢献度とは別の基準で、MVPだ。