WHOが専門領域に関して政治的なのでは、存在意義を疑われる。
パンデミックへの対処に世界が失敗していると述べながら、ゼロリスクはありえないなどとして、困難な状況下にある人々にではなく、世界の有力者たちのに都合良く寄り添っている。
ワクチンの公平性についても、それは選手間の公平性ではなく、人類全体としての公平性の問題であるはずである。
感染拡大要因側の行ないを、希望や結束などで正当化するのでは、ミクロ的にもマクロ的にも、保健機関とは言えなくなる。
また、IOCが政治・経済力を基に強行すること、それは一般市民の連帯ではなく、権力側からの押し付けである。