経済・エネルギー・外交などの専門家の中には、電力や物などの必要性を現実問題と捉えて、それを前提として議論を展開している人もいるようである。
しかし、社会経済上の必要性というのは、人々の願望・欲求に過ぎず、環境問題が深刻であることこそが、現実である。
様々な提言は、その点を踏まえてなされないと、地球も人類も危うい。
SDGsの他の目標を口実にして緩くしようとする向きもあるようだ。
囚人のジレンマのような心理に陥って、協調せずに国益を追求しようとする向きも。
地球や人類・生物を救う見解と、破滅に導く見解。
危機は、差し迫っているはずである。