国民を守り、助ける姿勢・活動によって、自衛隊員やその家族の誇りや名誉は、一般に認められている。
そこには、真摯さや誠があるといって良い。
しかし、嘘や ごまかし から、誇りや名誉は生まれない。
安倍氏が国会で触れた 自衛隊員と家族の話のような悲哀は、為政者側が 違憲の組織をごまかして作り、放置したことに原因があるのであり、違憲と指摘する学者などに責任転嫁するようなことも、また、法を犯した側のごまかしである。
政府として、真実や国民としっかりと向き合わなかったことを認め、反省・謝罪からやり直さなければ、改憲して自衛隊を明記したとしても、組織としての誇りや名誉を得ることはできない。
裏口入学のような組織にしてしまったのは為政者の責任であり、改憲だけ済ませても、裏口入学を正規の合格として扱うことにするようなものであり、不名誉は永遠に付き纏う。
また、国民から離れた価値を守るために、国や実力組織が国民に犠牲を強いるようになれば、そこには誇りや名誉など無くなるのである。