「 優しさを主とし、知的・客観的に確かな 思いやりの心 」  それを推奨していますが ... らくがき帳になっています。 ( 何の専門家でもありません。)

785

松田聖子『 青い珊瑚礁  』( 作詞・三浦徳子、作曲・小田裕一郎、編曲・大村雅朗 ) 

 

作詞・作曲・編曲をされた方々が 亡くなられて 残念なことだが、楽曲が燦然と輝いている。

 

松田聖子さんの楽曲全体が語られるときには、必ず言及される曲だろう。

 

 

もちろん 好きな曲の一つで、40年以上前から何度聴いたか分からないが、歌詞で気になったところがありながらも、確かめないままでいた。

 

冒頭に続き、二文目も、あ~青いかぁ~ぜぇ~で、聖子ちゃんの歌声に聴き入ってしまい、「 青い風切って走れあの島へ 」を、ひとつながりで読むと新鮮な感じがした。

( メロディー上のことなので、歌い方が悪いわけではない。)

 

 

聴き取れないまま、そのままにしていたのが、「 Little Rrose 」だ。

 

そのため、その直後の「 花びら触れて欲しいの 」で、いつも 少し唐突な感じを 抱いていた。

 

 

勘違いしていたのが、「 二人の頬が近づいてゆくのよ 」の「 頬 」で、「声」と聴こえてしまったまま、40年以上、意味をあまり気にせずにいた。

 

二人の頬が近づいてゆくという趣き 。。。

 

( 聴き取れていなかったので あまり関係ないが ) 発音が「 ほお 」なのか「 ほほ 」なのか、「 ほほ 」と言おうとして「 ほお 」気味になっているのかなどは、分からないままになりそうだ。

 

一般に、「 ほお 」だけでなく、「 ほほ 」という言い方が残っているのは、もしかしたら、相手に聞き取ってもらえないのも困るので、言いにくいのを敢えて言うことで、少しはっきりさせられるからではないだろうか。わざわざ?「ほっぺた」と言うのも、字数を使って、はっきりさせられるからだろう。

 

『 裸足の季節  』( 作詞・三浦徳子、作曲・小田裕一郎、編曲・信田かずお ) の中にも「 頬をそめて 今走り出す私 」とあり、ここでは、「 ほほ 」と歌っているようなのが聞き取れるのだが、私は ずっと「 こころ 」染めてと 聴いていた。

 

( 『 裸足の季節 』は、『 青い珊瑚礁 』のような、語尾を伸ばしたときのきゅっきゅとするような歌声がほとんどないのが、むしろ特徴的とも言え、味わいの違う歌声も 魅力的。)

 

( 『 青い珊瑚礁 』の歌詞の中の )「 あなたが好き!」 は、

メロディ―の合間の 飾りのような感じで受けとめていただけだったような気もするのだが、エクスクラメーションマーク付きの文字を見ると、存在感・華があり、歌詞全体の趣きとして、ストレートだが重要なフレーズだったのかもしれない。

 

流れとしては、

二人っきりで流されてもいいの ⇒ あなたが好き!

二人の頬が近づいていくのよ ⇒ あなたが好き!

それを受けてのサビで、最高潮に。

 

 

他に、40年以上にわたって 何度も何度も 聴いているのに、知らないままにしていた 自慢の?嘆き?話として

( そんな 聴き間違いの ヴィンテージものを 開けて楽しむ時期に 来たかのかな )

 

 

『 白いパラソル  』

( 作詞・松本隆、作曲・財津和夫、編曲・大村雅朗 )

 

「 風を切るディンギー 」は、

 

外車か 大型バイクかと思っていた。

 

ヨットだったかぁ。

 

 

「 心は砂時計よ 」も、スルーしてきた。

誘われて、彼の気持ちが自分に向いている、砂が上側にある状態から、素知らぬ顔をされて、砂が流れ落ちてしまって、どっちなの?という恋心という感じで解釈することにした。

 

彼の気持ちが分からないまま、それでも 自分に向いていると思いたくて、砂時計を 何度も ひっくり返すような 気持ちなので、「 答は風の中ね 」「 あなたを知りたい 」「 愛の予感 」。

 

 

☆「 少し影ある瞳

    とても素敵だわ 」 

歌詞・メロデー・リズム・アレンジ・歌唱 ( 歌声と表現 )  すべて 趣きがあって、彼になりたいなぁ と思うが、映像では 魅惑的な 振り付けも 加わり、カメラ目線の聖子ちゃんが その夢を叶えてくれる。

 

神様が 人間に贈ることのできる 人類の最高到達点やぁ~

 

『 天国のキッス 』( 作詞・松本隆 、作曲・編曲・細野晴臣 )の「 ねえ DARLIN' 」の振り付け部分と双璧かな。

( 背景に風船が沢山ある映像の聖子ちゃんは、可愛さ全開、天界の可愛さ )

 

「 風を切るディンギーで 」の後の振り付けで、左手を上げてその逆方向に一瞬向いて戻すところも、なんかいい。

 

そして、歌い終わりの微笑みが、また 堪らない。

 

 

 

テレビ番組で『 あなた 』( 作詞・作曲・小坂明子、小坂さん歌唱のオリジナル盤も 勿論とても良い ) を、聖子ちゃんが ( 小坂さんのピアノ伴奏で ) カバーした歌唱は ( リアルタイムで観たような気もするが ) 、 泣いて 歌唱困難に陥る 寸前にまで至っていて、まさか、こちらが涙を拭うことになるとは思わなかった。

 

 

 

『 チェリーブラッサム  』

(作詞・三浦徳子、作曲・財津和夫、編曲・大村雅朗 )

 

好きな曲の一つで、なんか新しい自分になるのかなぁ~と思って聴いていたような。

 

「 描いてゆく二人で 」とあるので、彼と一緒に歩んでいくというのは分かっていたが。

 

「 あなたとの約束が叶うのは明日 」

結婚かぁ。そうだよねぇ。